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silver lining cafe

市島おりせ の日記

違いのわかる少年とウェッジウッド

親戚から5客セットで引き出物としてもらったウェッジウッドのカップを

私は普段使いにしている。

 

遊びに来た伯母が、「そういえばうちにもあったから使おうかしら」

 

と言って普段使いし始めた。

そして問題がおきた、、、。

 

伯母と同居している私にとって甥にあたる中学一年生男子が

なぜだか、いたくこのカップを気に入り

使うようになった。なかなかモノの価値がわかる少年だ、と私は感心した。

 

実際、無印良品とか(こちらの食器シンプルで好きだ)のカップでコーヒーを飲むのと

ウェッジウッドのカップでは

口当たりが全く違うのだ。

 

肌触りというかなんというか、カップひとつでもこう違うか、と唸ってしまう。

 

それがわかるとは、やるな中坊と思っていた。

 

が、しかし彼はまだ物の値段というものに関しては擦れていない純朴な少年だった。

 

使用頻度が高いせいもあり

違いがわかるが値段はしらない中学生は

カップを使ううちに次々割ってしまったのだ。

 

しかし、後でわかったのだが

伯母はブランド物とかには疎く

値段を知らない人だったのだ。

 

あっけらかんと

「気に入って使ってるうち割っちゃってもう」と笑っていうので

私は驚いてお値段を教えてしまったのだ。

 

その瞬間、伯母の顔が凍りついた。

 

そして違いのわかる中学一年生は二度とウェッジウッドのカップを使わせてもらえなくなった、、。

 

ごめんよ。値段教えちゃった。

 

 

しかし値段で判断というより

本能でいいものを見分けた彼の嗅覚の鋭さはやはり讃えたい。

 

将来は消防士になりたいと言っているが

もしかしたら、違う道に進むかもしれない。

美的感覚も優れているので

本格的に違いのわかる大人に成長を遂げるかも。

 

なかなか楽しみだ。