silver lining cafe

市島おりせ の日記

映画館とルキノ・ヴィスコンティ

最近は観たい映画は映画館に行くようになりました。

集中して観たいというのと
その世界観に浸りたいというのが理由。

時間をとって
ひと手間かかるけれど、
感性はより動かされるので映画館で観るのが好きです。

特にリアルタイムでは観れなかった
バイバルされている映画、

今はもう製作できないだろうと思われる秀作は
できるだけ足を運ぶようにしています。

なかでも
コレクションをするように映画館で観るようにしてるのはヴィスコンティの映画。

バイバル上映していたので今回も行ってきました。

作品は「山猫」と「ルードヴィヒ。」

監督本人がイタリア、ミラノの貴族なため
衣装や小道具、大道具、人の動きや振る舞いの細部に至るまで
すべて本物にこだわっていて

ストーリーはもちろんですが
そういったものをスクリーンで観るだけでも価値があるかもしれません。

たぶん現代では
そこまでこだわって撮れないだろう芸術作品。

素晴らしかった^ - ^

ヴィスコンティの作品のなかで
個人的に
衣装などの映像を観るだけでも
本当にため息が出るのは「ヴェニスに死す」。

白い夏の服と紫陽花の色、海の色など
すべてが絵画のようです。(画像はここからです)

ストーリー的には
ヴィスコンティの映画はハリウッド的ハッピーエンドのように単純ではない作品も多いので
観るとき体力がいります。

じっくり集中して作品に触れるのは
「感性の体力」ともいうようなものが必要で、

年齢を重ねるほど
この体力も鍛えておかないと落ちる気がします。

ゆっくり
時間をかけて鍛えて維持したいので
観たいものは映画館にこれからも行こうと思います(^ν^)

映画以外も
リアルなものに出来るだけリアルな方法で触れていきたい感じなので

ネットなど使う時間も減っていますが、
そういう時期かもしれません。



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